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2012年2月
春告げの便り その二 2012/02/24
春の便りは山からも海からも、そして湖からも届いています。
ごく最近までは暖かく感じられたかと思うと、冬の用意がすぐさま
欲しいぐらいに寒くなる日もあるようです。
雨が降ると寒さもひとしおで、春の到来のニュースはまだまだ先の
ようです。
琵琶湖の小魚たちは寒暖に敏感で、好い漁の日とそうでない日が交
互に訪れているようです。なかなかビワマスの漁の話は伝わってきま
せん。
それでも海からはあざやかな魚が
届けられました。
これはサヨリです。春先から初
夏にかけて河岸に上がる種類の魚
です。
お造りやにぎり寿司など生食も
良し、炙って裂いたものを三杯酢
などの加減酢でいただくのも美味しい
魚です。
また「サヨリ腹」なる言葉の由来も、
この魚にあります。
外見の肌のあざやかさとは反対に、水洗いするのに庖丁を入れて
内臓を取り出してみると、その腹皮は真っ黒なのです。
今年の三寒四温 2012/02/16
例年では「三寒四温」と云われる時期なのですが、今年は冬が
まだまだ続くようで、再びの雪の予報にうんざりしています。
市場へ出掛けると、少しづつですが春の気配は海からも、山か
らも届いているようです。
今朝は山ウドが並んでいました。かたく締って独特の香りがよ
くしていました。
仕事場での "てっぱい" とはてっぽう和えのことです。
湯がいた分葱(わけぎ)のぬめりを、しごくようにして取り除く
際に「パン、パン」とした音が、鉄砲を撃つように聞こえるから
だといわれています。
また単に "ぬた"とも呼びます。味噌で和えたこの料理の姿が
沼田(ぬまた)に似ていて、その言い方が変化したものだとも云
われています。
如月も真ん中に、暦の上では立春も過ぎて春には違いありませ
んが、冬のような日もまだ続くようです。寒さに対して油断のな
いようにしたいものです。
Fight for Ourselves 2012/02/09
日中の陽光の眩しさに、来るべき新しい春を感じます。
まだまだ寒さ厳しい日は続くのでしょうが、本来の冬日は少なく
なってゆくのでしょう。
池の隅でじっとしていた鯉たちもここ何日かの陽気で、水の上に
顔を出しては口をパクパクとしています。
ところでコンビニエンスストアで「栄養補助食品」なるものが、
陳列棚の一角を占めるようになって久しいです。
外食やファストフードでは、栄養が片寄りがちになるのは仕方の
ないことのようで、ビタミン、カルシウムなどの栄養素を日頃から
心掛けて、摂取するにはどうすればよいのでしょうか?
まかないの「半助豆腐」や「うずら豆腐」などは、そのカルシウ
ムがたっぷりですし、琵琶湖の小型の魚たちを、カリントウのよう
にしておやつ代わりに食せばそんな「お薬食品」は必要にはならな
いことでしょう。
子供から、歯の弱くなってきた人にも、口にして笑みのこぼれる
ような「小品」に取組んでみたいと思います。
また「八日めし」(はちびめし) と呼んでいた、修行時代のまかな
いめしの製造・販売を打ち出して、生活習慣病を防ぐための日々の
お惣菜にも、力をいれてみようと計画しています。
光の春 2012/02/05
「節分かれ」を過ぎて、やっと光の春らしくなったように思います。
少しづつ日も長くなり、風も和らいできた気がします。
けれども今日は寒さが戻ったようで、風花のように雪がちらちら
と舞う朝でした。
「春=張る」に通じて「さあ、始めよう!」という意気込みを感
じるものです。まさに芽吹きの季節でもあるわけで、新しいモノや
気分に包まれたくなる時期であり、気持ちがふくらむ季節でもあり
ます。
英語でいう "Spring" も、心弾む気持ちを表わしているのでしょう
か?
日々のまかないでは、毎月初日に「芽もの」を食すことで、この
一ヶ月の間も頑張れますようにと、芽吹きの力をわけてもらう意味
合いで、ヒジキやアラメなどの炊いたんを用意しています。
市場ではハウスものではありますが、たらの芽やふきのとうも並
ぶ時期になったようです。
陽光がきらめく光の春は、冬の重さを弾こうとしているのです。
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